【キッチンリフォーム】失敗しないためのポイントや注意点
東京には、キッチンリフォームを行ってくれる会社はたくさんあります。ただ、どこの会社に申し込んでも同じというわけではなく、それぞれの会社の得意不得意や自分の目的などを含めてもしっかり吟味する事が必須です。そこで今回は、東京でキッチンリフォームをする際にとくに外せないポイントを3つご紹介します。
どう不便なのかを洗い出そう
東京でしたら、よい会社がたくさんありますのでリフォーム自体はさほど難しくありません。しかし、リフォームをより理想的な結果にしたいなら、まずは今のキッチンの何が不満かという点を洗い出す事が最優先です。
多い物では「手元が暗い」や「家族間のコミュニケーションが取り難い」という物があります。他にも「匂いが籠る」だったり、「物が取りだし難く足元が見えない」などが出る事も珍しくありません。
ちなみに、この時に必須なのは必ず同居人にも意見を聞いておく事です。自分が思っている使い勝手と同居人の考えに違いがある事も多いです。場合によっては、まったく盲点になっている事が見つかる事もあり、その辺の条件を大まかにでもよいのでまとめてから本題に入った方がより理想的な仕上がりになります。
後はこの段階の際に、予算の上限を決めておく事もおすすめします。リフォームの範囲は広く、小規模程度の模様替えから根本部分を大改造するものまで含まれます。しかし追求し過ぎると予算の上限も跳ね上がってしまいますので、最高額を最初から設定しておくと話を進めやすくなります。他にも予算を決めておけば、最低ライン此処だけは変えたいという死守すべき点も設定しやすくなるというメリットもあります。
その上で、各会社がHPなどで公開している施工事例を参考にしつつ条件が合う所を探せば申し分ありません。東京近郊ならよい事例が多く見つかるでしょう。ちなみに、キッチンでしたらとくにキッチンを専門としていて、施工事例も豊富である会社を選ぶ事をおすすめします。強い会社に頼んだ方が、その分豊富なノウハウを期待できます。
ライフスタイルに合ったリフォームを
大規模なリフォームを行う場合にはとくに重要になりますが、改善点を洗い出した後に具体的な間取りを決める段取りに入ります。たとえば現在キッチンのタイプでは、コンロとシンク、調理台が一列に並んだ1型キッチンとシンクとコンロのキャビネットが並列している2型キッチンが有名です。
これ以外にもアルファベットのL字型なるL字型キッチンなどもありますが、これらの種類の中で洗い出された問題を最もクリアできる条件を満たしたタイプを選択するようにします。当然、それぞれにメリットとデメリットがありますので、その辺りが許容範囲に収まるのかといった点を考える必要も出てきます。
この段階の後に重要なのは、導入設備になりますが、これも慎重に検討した方がよい場面になります。ガスコンロからIHにするのか、食器洗い機を導入するのかなど考える点は多数出てきます。中には便利ではあるが、自分にとっては使い難いというタイプの設備もありますので、ここもこの設備は絶対に投入したいという最低ラインを設定しておくと妥協しやすくなります。
後は死角になりやすい点ですが、メンテナンスのしやすさも必ず重視するようにしてください。臨時でどこかの施設に行った際に使いやすいという道具と、維持管理も含めてすべての作業を自分で行わなければならない場合とでまったく使い勝手が変わる物も少なくありません。経年劣化した後で、簡単に交換ができず大規模改修が必要になるような物はやはり避けた方が得策となります。
使いやすさを大きく左右する「生活動線」
綺麗なデザインであるのが望ましいのは間違いありませんが、実際に自分や同居人が使う場合に何が起きるかという事はしっかり検討しておく必要があります。
冷蔵庫からシンクまでの距離が遠い、入り口に人が立つと後が詰まってしまうというような事がないように、慎重に動線をチェックしないといけません。キッチンからダイニングまで料理を運ぶ時に歩きやすいかも重要で、以前と違う作りになったとしても、さほど違和感がないような構造にしておかないと思わぬ使い難さを感じることがあります。
他にも素材によっては油汚れに対して特別な注意をしなければいけない物などもあるので、モデルルームなどに出かけて必ず1度は実物を見ることが大事です。換気や湿気対策に取り付ける換気扇の位置も、実際に取り付けた場合に効率よく機能してくれるかといった点は重要な検討課題となります。
そしてとくに重視すべき点は、収納スペースの多さと疲れにくい工夫です。お皿が直に取り出せる場所にあって、さらにそれが作業の邪魔をしないかといった点の検証も怠ってしまうと後で大きく響いてくる点といえます。
他にも長時間の立ち仕事になる事の対策で、軽く座れる場所を準備するといった工夫もしておくのとしないのでは大きな差になります。こういった点を詰めた上で、後は新しく導入する機材の電力がブレーカーを落とす程ではないという裏付が取れたら申し分ありません。
現状のキッチンの不満点を洗い出した後で、各会社の施工事例などを参照にどのようなキッチンにリフォームしたいのかというイメージをまとめましょう。その上でキッチンの間取りと導入設備の詳細をメンテナンスのしやすさも含めて検討します。利用者が使いやすい配慮や、新設備が電気にどの程度の負担を掛けるかの見極めができれば理想的です。
