畳部屋をフローリングにリフォーム!注意点や費用を抑える方法をご紹介
畳部屋をフローリングにリフォームしたいと考えることもあるでしょう。その場合、自分で作業できるのでしょうか?大がかりなリフォームは、自分で作業するよりも業者に依頼するほうが好ましいですが、簡単な作業であれば自分で行ってもよいでしょう。いずれにしても、自分が納得できる部屋を作ることが大切です。こちらで注意点をご紹介します。
畳をフローリングにする方法
畳をフリーリングにするには3つの方法があります。自分の目的に合った方法を選択すれば問題ないでしょう。
上にウッドカーペットを敷く方法
こちらの方法は、簡単に作業できることがメリットです。賃貸マンションでもこちらの方法でリフォームできます。ただし、畳にカビが生えてしまう可能性があることがデメリットです。そのため、賃貸マンションでは退去時に修繕費用を請求される可能性があります。また、フローリングよりも見劣りするところもあるので、完成度はそこまで高いとはいえないでしょう。
畳はそのままでフローリング材を施工する方法
こちらの方法は、施工が簡単で費用が抑えられます。ただし、畳にカビが生えてしまう可能性があるので注意が必要です。
畳を剥がしてフローリング材に張り替える方法
こちらの方法は、自分好みのフローリング材を選択して施工できるのがメリットです。ただし、下地材の補修なども必要になってくるため、自分で作業するには難易度が高くなります。また、準備しなければいけないものが多いので費用がかさむのもデメリットです。
畳をフローリングにリフォームする前の注意点
畳をフローリングにリフォームする際、実際に行動に移す前に考えることがあります。焦って物事を進めないようにしましょう。
誰がリフォームするのか
業者にリフォームを依頼するのか、自分でリフォームするのかを決めなくてはいけません。この際、費用、時間、技術力の3点から考えてみましょう。
まず、リフォーム業者に依頼する場合は、費用はかかりますが、短時間で技術力の高いサービスを受けられます。完成度が高いので満足度も高まるでしょう。
次に、自分でリフォームする場合は、時間がかかることに加えて技術力も低いです。しかし、費用を抑えられます。簡単な作業の場合は自分で行うほうがよいでしょう。
作業内容を決める
短期的に考えるだけではなく、長期的に考えておきましょう。和室を洋室に変更した後に、再び和室に戻したい場合は畳を再度購入しなければいけません。将来的に和室を使用したいと考えている場合は、畳の上にフローリング材を施工する方法や上にウッドカーペットを敷く方法を試しましょう。
畳をフローリングにするリフォームにかかる費用
畳をフローリングにリフォームにかかる費用は、リフォーム方法と材料により違いがあります。また、自分で作業するときは材料費のみ負担することになりますが、業者に依頼すると、材料費以外にも人件費や出張費などが発生するのです。
上にウッドカーペットを敷いた場合の費用
自分で作業するときは、材料費として1万6,000円程度かかります。業者にリフォームを依頼する場合は5~6万円が相場です。
畳はそのままで無垢材のフローリング材を施工した場合の費用
自分で作業するときは、材料費として7万7,000円程度かかります。業者にリフォームを依頼する場合は10万5,000円~18万円が相場です。
畳はそのままで複合のフローリング材を施工した場合の費用
自分で作業するときは、材料費として6万5,000円程度かかります。業者にリフォームを依頼する場合は10~14万円が相場です。
畳を剥がして無垢材のフローリング材に張り替えた場合の費用
自分で作業するときは、材料費として6万円程度かかります。業者にリフォームを依頼する場合は15~18万円が相場です。
畳を剥がして複合のフローリング材に張り替えた場合の費用
自分で作業するときは、材料費として5万円程度かかります。業者にリフォームを依頼する場合は14~17万円が相場です。
畳をフローリングにするリフォーム費用を抑える方法
畳をフローリングにリフォームする際にかかる費用はできるだけ抑えたいものです。こちらでは、費用を抑える方法をいくつかご紹介します。
自治体の補助金制度を活用する
条件を満たしていれば、自治体に補助金が申請できます。基本的に先着順となっているので、早めに相談してみましょう。
安く抑えられる材料にする
健康的な空間にしたい場合は無垢材がおすすめですが、複合と比較すると高額になります。無垢材に強いこだわりがなければ複合を選択すると料金を抑えられます。
複数の業者に見積もりを依頼する
1社のみでは比較や検討ができません。自分の要望を叶えてくれる業者を選択しましょう。
簡単な作業は自分で行う
自分でもできる作業内容であれば、材料費を捻出すればリフォームできるのでそのようにしましょう。ただし、自分で上手に仕上げられる自信がない場合は業者に依頼するべきです。
まとめ
畳をフローリングにリフォームするには、自分で作業する方法と業者にリフォームを依頼する方法の2つのパターンがあります。急いでリフォームしたい場合や大がかりな作業が予想されるときは、業者に依頼するとよいでしょう。反対に、時間がかかっても構わない場合や簡単な作業のときは、自分で作業するのがおすすめです。技術力の高さは個人差があるので、技術力に自信がない人は簡単な作業でも業者に依頼するほうが適切かもしれません。
